ヴァージン~僕は世界を変えていく~ part11
今回は第8章を読みました。
第8章では命運をかけた博打について書かれていました。
マイク・オールドフィールドのおかげで手に入った大金をマイクのような才能あるバンド発掘のためにほとんどを費やしてきました。
結果そのようなバンドは現れず、契約しているバンドの全員が赤字になっていました。
そこで二つの選択を迫られます。
いま少しあるお金を大事にしてリスクのない経営を続けて生き長らえるか、最後の資金を使って大成功する可能性のあるもう一つのバンドと契約するか、です。この時、ニックとケンは前者が良かったが、リチャードとサイモンが後者を選んだのでそっちを選択することになった。
給料を減らしたり、社員を解雇したりと出来る限りの節約をした。社員の解雇という最も難しいところは、感情的な対立を避けてニックに任せました。
今回はリチャードのブレない冒険心、嫌なところは自分では決断しない弱さを知ることが出来ました。そしてこの決断によりこれからヴァージンがどうなっていくのか楽しみです。