ヴァージン~僕は世界を変えていく~ part6

こんにちは。

 

今回は第4章、114ページまで読みました。

 

ヴァージンが誕生した後の話です。

ビジネス名がヴァージンと決まった後、レコード市場で他店より安く、メール・オーダーを使い販売しました。メール・オーダーの利点はお客さんが代金を前払いしてくれるので、そのお金でレコードを仕入れることができる点でした。

この時、ヴァージン・メール・オーダーが大きくなったので、「スチューデント」はほかの雑誌社に売却することが決まりました。しかし、ブランソンがスチューデントの将来計画(例えば「スチューデント」列車や航空のような事業を多岐にわたって行いたい)について全てを雑誌社に話した結果、頭がおかしいと思われて売却の話は白紙になりました。このまま「スチューデント」は廃刊になりました。

順調だった事業でしたが、郵便局員たちがストライキを起こしたので、機能しなくなり、お客さんはヴァージンに小切手を送れなくなり、ブランソン自身もレコードを送ることができなくなりました。その結果、メール・オーダー・ビジネスは倒産の危機にさらされたので、このままではまずいと小売店を開いて経営し、ヴァージンの評価はどんどん大きくなっていきました。

また、レコードスタジオが不足していたので自分たちで家を買い、レコードスタジオに改装するなど、さすがの行動力だなと思いました。こうして、ヴァージン・レコードはどんどん成長していくことになります。